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公立小の8割が授業時間上乗せ (毎日,7/9)
 
 新学習指導要領が導入され、学校完全週5日制が始まった昨年度、年間の総授業料時間数が標準時間数を上回った公立小学校は8割、公立中は5割に上ることが文部科学省の全国調査で分かった。

 学校側が「ゆとり」や「学力低下」への不安に応え、運動会など学校行事に当てる時間の削減、成績評価に忙殺される時間が減る2学期制導入、始業式や定期テストの日の授業、夏休みの短縮、職員研修や保護者面談を夏休みに回す、などの「工夫」で授業時間を確保した格好だ。

 小学一年生の場合、標準時間数を超えたのは89%に上り、73%は標準に30時間以上を上乗せしていた。6年生で標準を30時間以上、上回ったのは44%で、高学年になるほど減る傾向がうかがえる。
 中学校の場合、1,2年生は35%前後が標準の30時間以上、上回っているのに対し、3年生は14%。一方、小学校ではほとんど見られない標準に満たない時間数の割合は、1,2年生が16〜17%で、3年生になると31%に急増している。

 年間の標準時間数は学校教育施行法で定められ、小学校は782〜945時間、中学校は980時間。月曜日〜金曜日まで6時間授業の場合は、週30時間を確保できる。

 同省は調査では授業時間数の内訳を詳しく聞いていない。このため標準を上回る学校の中には、朝の10分間読書や10分ドリルの時間を一週間分まとめて1時間の授業に数え、年間30時間分を上乗せする、高校入試で数人しか登校していなくても形だけ授業をする、などの「水増し」もあると見られる。
 

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