「全入時代」にはならず                                  20078

 中央教育審議会は2005年、少子化と規制緩和による大学数の増加で、今春の志願者と入学者の
総数がいずれも67万4000人になると試算。数字上、すべての志願者が大学に入学できる「大学
全入時代」の元年を迎えると予測していた。

 しかし、現役生と浪人生を合わせた大学・短大の今春の入学者数は69万8215人だったのに対し、
志願者数は計77万1660人。景気の回復で家計に余裕が出来たこと、大卒者の就職率が上昇したこ
となどから当初の予測ほど志願者数が減らなかったとみられる。その結果、今春の志願者数に対する
入学者数の割合は90・5%にとどまった。